板金加工とは
金属の板を切断・曲げ・溶接加工するのが板金加工です。
つまり加工をする時には金属の塊ではなく板状の金属を使って加工をするのです。
「設計・展開プログラム」「切断」「穴あけ(抜き)」「曲げ」「溶接」「仕上げ」の工程に分けられますが当社では一貫して行っています。
メリット
・金属の薄板を材料として加工するため、切削・鋳造・鍛造加工よりも軽く作れ、加工時間も短い
・プラスチックの射出成形に比べ、強度の高い物が作れる
・木材加工品に比べ、材料の厚みを薄くできる
・プレス加工と違い、新規に専用金型を作る必要がない
・型費用がない分、コストを抑えられ、小ロットでの製造が可能
・切削加工に比べ、コストが非常に安く済む
・プレス加工に比べると金型がいらないのでイニシャルが安くなる
・少量多品種に対応しやすい
デメリット・
・1/100 mmなどの高精度を出すことは難しい
・専用金型があれば一度で成型できる製品であっても、専用金型を作らない方法のため、加工工数が増え、完成までに時間がかかる
・手動の工程も多く、大量生産に不向きな形状がある